わきがは自分のニオイを気にするレベルじゃない
わきがと言われたら分からない人はいないのではないでしょうか。私はハッキリ言うと「わきが」ではありません。身内でも「わきが」の人はいません。
昔、かなり若い頃にわきの下に汗をかいたときにちょっと腕を上げてニオイを嗅ぐとなんだかひどいニオイがしてくるような気がして、自分が「わきが」だと勘違いをして、とても悩んだ時期がありました。その時は誰にも相談せずに「わきが」に関する本を読んだり、本屋で週刊誌の広告ページなんかの「わきがでお悩みの方」という文字を見つけると真剣に読みふけっていました。
ある日、その広告ページで「わきがを手術で治します」という文字を見つけました。これはこっそり治療したいなと考え、かなり思いつめた状態にまでなっていたと言えますね…。
ある日、友達を飲んでいて、酔った勢いで友達にわきがで手術をしようかどうか悩んでいると打ち明けました。すると、友達は「え?」とビックリしたような表情をして私を見つけたのです。
「これはきっと嫌われてしまった…」と思い、自分が軽々しく口走ったことに後悔の念がこみ上げていました…。
「あれ?あなたわきがだと思ってるの?」と友達、そして友達は続けます…「わきがって、あなたが自分のニオイを気にしてる、そんなレベルのニオイじゃないんだよ。私の友達にわきがの子がいるんだけど、もうなんて言うか例えが見つからない…、とにかくあなたはわきがじゃないよ」と…。
このセリフに今までの張りつめていたものがフッと解けていき、何だか嬉しさで涙が出るほどの安心感がありました。
「よかった…」
あの時、友達に全ての話しをして本当に良かったと思っています。